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【JR京都伊勢丹 イタリアンフェアを終えて】

【JR京都伊勢丹 イタリアンフェアを終えて】

先週1週間開催の『開店20周年記念 イタリアンフェア』は、無事に終了することができました。毎年市役所前で開催してきました『京都メルカート』のイタリア料理店が集まり、フードコートをご用意、当店は、2日間出展させて頂きました!
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百貨店には、今までも何度か出展させて頂いたことはありましたが、今回のような、現場で調理して提供する形は、全く初めての経験でした。

慣れない環境で初めての経験をする、ということは、もちろん大変なことですが、終わってみて思うことは、その苦労や疲労と引き換えに、得たものは大きすぎる、ということです。

感じた一番の衝撃というか、ショックというのは、、「まだまだ知名度が低い」ということ(笑)
お店を始めて10数年、当店のお越し頂くお客様は、常連様とまではいかなくても、「お友達に紹介されて、、」や、「雑誌で見たことがあって、、」という前評判的な知識を持って来店される方が多くなってきました。それはとてもありがたいことなのに、そんな風にお越し頂くことが、私たちにとって当たり前になっていたのだと思います。

『イタリアンフェア』では、私たちよりキャリアも長い、京都の有名店揃いの中での出展。「この店、何処にあるの?」「最近できた店か?」と、聞かれたり、目指して来られた他店へご案内することも、しばしば。。
お店の名前を何度も口にしたり、店名の由来をご説明したり、、ご案内しながら、お店を立ち上げたばかりの頃を思い出し、まさに初心に帰ったようでした。

周りを見渡すと、有名店のシェフやマダムは、さすがの余裕の対応をされていて、そんな立ち振る舞いを拝見して、また、自分たちの未熟さ、立ち位置を再確認するのでした。当たり前のことなのに、そんなことにショックを受けるなんて、ほんと、お恥ずかしい限りです(笑)

そのキャリアや経験には、追いつけませんが、それでも、私たちなりにできることはありました。
お客様がご覧頂きやすいメニューをすぐに作り直したり、メニューの配置や、お客様の流れを自分たちなりに改善したり、スタッフの立ち位置にも工夫したり、、。余裕の対応、、とは真逆のドタバタぶりでしたが、それが功を奏して、特に2日目は、大変多くのお客様に、当店にも足を運んで頂くことができました。
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当店押しの商品『前菜9種盛り合わせ』も、大好評につき売り切れに。他店と差がつきにくいパスタ等ではなく、ケータリングやお弁当の経験から得意としている、一口ずつの前菜盛合せをご用意したことは、間違いなく、当店の売り、となりました。
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結果的には、多くのお客様にお越し頂き、イベント自体大盛り上がりで、大成功でした。

事前準備から当日の営業は大変でしたが、慣れない環境に身を置き、新しいことへチャレンジすることは、自分たちの弱み強みを再確認するきっかけとなり、得る物も多く、また先輩方のお店とご一緒させて頂くことで、学ぶことも大変多かったです。間違いなく、今後の私たちの活力となる経験でした。

たった2日間とは思えない、貴重な経験をさせて頂くことができました!

そう言えば、3年前の伊勢丹地下に初めて出展させて頂いた時も、相当ドタバタしていたなぁ。。(笑)
3年前の日記はこちら

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